日本で最後の紙芝居が見られる駄菓子屋さん せんべいの紙芝居

2024/02/23

story

こども心が踊りだすような駄菓子屋さん 

紙芝居師である店主で三鷹市出身のせんべいさんは、学生時代に心理学を専攻するかたわら、演劇、朗読の基礎を学び、社会福祉士の資格を取得したそうです。

昭和の街頭紙芝居屋さんは、お菓子を売るのが商売だったという話を受け、「それなら令和の紙芝居屋が駄菓子屋を始めてみよう!と2019年3月12日駄菓子の日に開店したとのことです。「こども心が躍りだすような、そんないい居場所になれますように」そんな思いでせんべいさんは今日も紙芝居の読み聞かせを行っています。

国内唯一の​​駄菓子屋で紙芝居が見られるスポット

JR三鷹駅南口より鷹64久我山駅行きのバスに10分程揺られ、牟礼西ヶ原のバス停で降車、そこから徒歩2分程歩いたところにある、茶色の平屋の建物に「せんべいの駄菓子屋さん」があります。駄菓子屋店内では、駄菓子の販売はもちろん、紙芝居ライブ等も開催しています。

懐かしくもほっとした気持ちに

今や貴重となった町の駄菓子屋さんは、昔ながらの懐かしい駄菓子が揃っています。店内には学校の机と椅子が置かれ、誰しもが昔を懐かしくもほっとした気持ちに。店内での紙芝居ライブは懐かしい演目の他、オリジナルの演目も行っています。

年齢や国境を超えた参加型のコミュニケーションの場

せんべいの紙芝居さんでは、様々なイベントやワークショップを通じて楽しさと学びを提供しています。店内では駄菓子屋での紙芝居ライブが行われ、またイベントの場合は出張販売、駄菓子の袋詰めなども行っています。

豊富な演目も特徴で、昔ながらの街頭紙芝居から昭和の印刷紙芝居、さらにはオリジナル紙芝居まで、子どもから大人まで幅広い方々に喜ばれています。笑いと感動が共に広がり、参加者全員が一緒に楽しむことができる、年齢や国境を超えた参加型のコミュニケーションの場として、ぜひお楽しみください。

参加者自身が主人公、双方向交流型のライブスタイル

駄菓子屋さん自体も少なくなってきている中で、紙芝居が見られる駄菓子屋さんはここが日本で唯一。店内にずらっと並べられた駄菓子は、見ているだけでも楽しく、懐かしい気持ちになります。

また「せんべいの紙芝居」は、物語だけでなく、参加者自身が主人公となる双方向交流型のライブスタイルの為、笑顔と感動が生まれていくのが魅力的です。せんべいさんとお客さんが共に創り上げる空間こそ、ライブスタイルの醍醐味であり、いつのまにかみんなが一緒に笑っている。そんな心温まるお店として、地域の方々から人気を集めています。

店舗情報

住所:三鷹市牟礼6-12-28
電話番号:090-9135-7690
営業日:月~金
営業時間:不定期(HPの営業予定表に記載あり)
定休日:不定期(詳細はHPの営業予定表に記載あり)
公式サイト