2023年からリスタート!ほのぼのとして優しい味わいの和菓子屋さん 末広だんご

2024/02/23

story

ご家族3人で昨年にリスタート 

「末広だんご」は2023年2月1日にオープンしました。9年前に先代が亡くなり、長らく閉店していた店を、息子の水口隆さんがお母さまと奥様とともに再び開業しました。水口隆さんは3代目で、歴史ある和菓子屋を守りながら、地域に根付いたお店として新たに歩みを始められました。

三角屋根の地元に愛されるお団子屋さん

JR三鷹駅南口より鷹55の野ヶ谷行きのバスに10分程揺られ、新川通りというバス停から徒歩2.3分程歩いたところに「末広だんご」はあります。三角屋根の茶色の外壁に、「だんご」と書かれた紫色ののぼりが目印で、地域の方に愛されるお団子屋さんです。

ほのぼのとくつろげる店内

ほっこりとくつろげる雰囲気で、安心感と懐かしさ漂う店内。甘く上品な香りが心地が良いです。外には手書きのホワイトボードで本日のだんごやおまんじゅうのラインナップが掲示されています。

経験を積んだ職人の技が光ります

和菓子の品揃えはみたらし団子やあん団子、豆大福、かのこ、すあま、きみしぐれ、お赤飯など豊富なラインナップとなっています。特に和菓子の定番、豆大福はもちもちとした食感の求肥と、塩加減が絶妙なあんこが相性抜群の人気が高い一品です。

また、みたらしだんごの溢れんばかりのタレのビジュアルと、炙った香ばしい香りが食欲を誘います。

店主の水口さんは先代から受け継いできた無添加を大切にし、かまどで蒸かして手間をかけて作られているこだわりを語ってくれました。

かまどを使う際には、季節や温度に応じて蒸す時間やガス量を調整する必要があるそうで、経験を積まないとできない職人のなせる技が光ります。

季節限定の和菓子も要チェック

季節によって色とりどりの和菓子が並びますが、桃の節句は桜餅、こどもの日には柏餅、暑い季節には水まんじゅうなど季節限定の和菓子も楽しめます。

取材に伺った際にも少年がだんごを買いに来るなど、地域の方々が入りやすくアットホームなお店と感じました。

これからの気温が暖かくなる季節、末広だんごさんで買ったおだんごや桜餅などを持って近くの仙川公園に咲く桜を眺めに、お花見に出かけるのもおすすめですよ。

店舗情報

住所:三鷹市新川6-24-19
電話番号:0422-45-3316
営業日:火〜土曜日
営業時間:10:00~18:00
定休日:日曜、月曜、祭日(除外日あり)
公式サイト