毎日の食卓に、変わらないおいしさを|boulangerie hiroが届けるまちのパン

2026/02/15

story

三鷹の住宅街に静かに佇むboulangerie hiroは、毎日の暮らしに寄り添うパンを丁寧につくり続けている、まちのパン屋さんです。生活道路沿いという立地もあり、目的地として訪れるというよりは、近隣に住む人たちの日常の延長線上にある存在。向山さんご夫婦が営むこの店には、気取らない温かさと、変わらない安心感があります。

hiroのパンづくりで一番大切にしているのは、「できるだけ添加物を使わず、安全でおいしいパンを届けること」。材料はシンプルに、余計なものは入れず、毎日粉から仕込みを行っています。手間はかかりますが、その分、食べたときに体にすっとなじむような、やさしい味わいに仕上がります。特に人気が高いのは、フランスパンを中心としたハード系のパン。外は香ばしく、中はしっとりとした食感で、噛むほどに小麦の風味が広がり、食事パンとしても根強い支持を集めています。

来店するお客様の年齢層は幅広く、小さなお子さんからご年配の方までさまざまです。朝食用に食パンを買いに来る人、昼食や夕食に合わせてハード系のパンを選ぶ人、散歩の途中に立ち寄る人。日々の生活の中で、それぞれのタイミングで利用されています。向山さんは、そうした日常使いのお店であることを大切にしながら、定番商品はしっかりと残しつつ、季節ごとに新しいパンを加える工夫も続けています。「いつ来ても同じで安心できる。でも、少し変化もあって楽しい」。そんなバランスを意識した商品づくりが、長く通うお客様を支えています。

店舗独自のイベントは行っていませんが、調布市の「ブランチ調布」などで開催される地域イベントには、年に1〜2回ほど出店しています。普段は住宅街の中にあるhiroのパンを、イベントを通して初めて知る人も少なくありません。こうした外部出店は、新しい出会いの場であると同時に、地域とのつながりを広げる大切な機会にもなっています。

向山さんが今後の目標として挙げるのは、「もっと幅広い人に知ってもらうこと」。同じ三鷹に住んでいても、生活動線が違えばお店の前を通らない人も多くいます。だからこそ、口コミやイベントなどを通じて存在を知ってもらい、「こんなところにパン屋さんがあったんだ」と思ってもらえるきっかけを増やしていきたいと考えています。

「毎日粉から作って、丁寧に焼いています。ぜひ、焼きたてのパンを食べていただけたら嬉しいです」。

派手な演出や流行を追うのではなく、日々の積み重ねを大切にする姿勢。boulangerie hiroは、これからも変わらず、三鷹のまちで人々の食卓を支え続けていきます。

店舗情報

住所:東京都三鷹市上連雀9-1-8 リバーサイド川瀬1F

電話番号:0422-57-8864