
一般社団法人ReSTEP が運営する放課後等デイサービスまどか は、発達の特性をもつ子どもたちの「自立能力の向上」を目的とした支援を行う事業所です。管理者を務める宮尾絵里子さんは、医療と福祉、そして教育をつなぐ視点を大切にしながら、日々子どもたちと向き合っています。
まどかでは、放課後等デイサービスとしての支援に加え、保育所等訪問支援にも取り組んでいます。これは職員が学校を訪問し、授業中の様子を見守りながら、必要に応じて声かけや環境調整を行う支援です。事業所内だけで完結する支援ではなく、子どもたちが実際に過ごす学校や地域の中で力を発揮できるよう、包括的なサポートを行っています。

宮尾さんは、もともと小児歯科で歯科衛生士として勤務し、障害特性や病気をもつ子どもたちと多く関わってきました。感覚過敏などの理由から歯科受診が難しく、結果的に口腔環境が悪化してしまうケースを数多く目にしてきたといいます。「治療の前に、日常生活の中で予防できることがあるのではないか」。そうした思いから、医療の現場を飛び出し、福祉の世界に踏み出しました。
まどかの大きな特徴は、「教育と福祉の連携」を重視している点です。事業所でできることが増えるだけでは、子どもたちの生活は変わりません。学校や家庭、地域とつながり、日常の中で学びが活かされてこそ、本当の意味での自立につながると考えています。三鷹という地域に根ざし、学校や関係機関、地域の人たちと連携しながら、子どもたちを見守る姿勢を大切にしています。

利用している子どもたちは、小学生が中心で、一部中学生も在籍しています。一人ひとりが抱える課題は異なり、同じ関わり方が通用することはありません。だからこそ、職員はまず「話を聞くこと」「笑顔で向き合うこと」を何よりも大切にしています。警戒心を持つ子どもも多い中で、安心できる関係性を築き、行動の背景にある理由を一緒に考えていく。まどかは、そうした丁寧な関わりを積み重ねる場所です。
今後は、未就学児を対象とした児童発達支援や、相談支援事業所の立ち上げも予定しています。将来的には、民間の支援センターとして、より幅広い年代や家庭を支えられる存在になることを目指しています。

「お子さまに関して悩みを抱えているご家庭は、とても多いと思います。養育支援について、少しでも気になることがあれば、いつでもご相談ください」。
放課後等デイサービスまどかは、子どもだけでなく、保護者の不安にも寄り添いながら、地域とともに歩み続けています。
店舗情報
住所:東京都三鷹市上連雀6-1-2ベルコート上連雀1階
電話番号:0422-24-9604
公式ホームページ: https://restep.org/